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【おかねの話】
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私たちは日常的に「ドル」と呼んでいますが、英語的には「ダラー(dollar)」と言いますね。
この「ダラー」の由来は、16世紀初めにボヘミアで鋳造(ちゅうぞう)された銀貨ターラー(thaler)だと言われています。
「$」のマークについては様々ないわれがありますが、有力な説としては、スペインの通貨であるペソの複数形「Ps」の変形で、
Pの縦線がsの上に重なった、があります。
また、ドル紙幣の裏が緑色であることから、為替(かわせ)市場ではグリーンバックと呼ばれています。
第二次世界大戦後に巨大な経済力を得た米国のドルは、「基軸通貨」としての地位を確立しましたが1970年代~1980年代にドルは
様々な危機にあうことになります。
1971年8月15日にニクソン大統領が議会にすら知らせることなく、テレビやラジオで突然全米に向けて新経済政策を電撃発表しました。
いわゆる「ニクソン・ショック」です。
この発表では、金(きん)とドルの交換停止としました。
米ドルは世界的に金とドルは固定相場で交換が可能というレベルまでの地位を確立していました。
ところが、ベトナム戦争以降の財政・貿易赤字が増幅しました。そして、同時にドルが米国から大量に流出し、金との交換に応じる
ことができなくなってきたことで、ドルそのものの信頼がなくなっていました。
ニクソンはドルの価値を守る手段として、この「新経済政策」を打ち出したわけです。
しかし、このことは世界的に大きな衝撃となり「ドルショック」とも言われました
固定為替相場制度が終わることにより、変動相場制への移行となりました。
昔は1ドル=360円に固定となっていましたが、ニクソン・ショックの後に変動相場に移行しましたわけです。
ちなみに今では、1ドルが83円ぐらいですね。
そして、ドルの下落がありました。
ドルにも、いろいろなことが起きているのですね。
次回は1980年代に起きた大きな出来事についてお話しをしようと思います。
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