社会から抹殺されることへの不安

自分の人生を振り返ってみると、最悪の状態になるのは、よい印象を与えたいのに与えられず、焦るときです。他者によく思われたいと強く願うあまり、相手の反応にこだわり、結果として自滅しているのです。無意識のうちに失敗したくないと思い、防御に回るときに失敗するパターンの中にいかにもタイプ3的な「囚われ」を感じます。またエニアグラムを学んでいくうちに、自分にはさまざまな側面があることがわかりました。不安で依存的な自分、自信があって周りともうまくいっている理想的な自分、得意なことをやり過ぎて傲慢な自分、まわりから見放されて落ち込んだ自分などです。突きめて考えると、その根源には″社会から抹殺されることへの不安″があるようです。物事をうまくこなせないことで、批判を浴び、自分の居場所を失うことが怖いのだと思います。この不安感ゆえに、ある状況が起こると、ヮンパターンで同じ反応をし、同じ結果に落ち込んでいくことがよくぁります。また自分自身が絶好調のとき、周りが見えなくなって、結果としてひとり善がりに埋没していくというのも、タイプ3的な「囚われ」の姿だろうと思います。

 

上品な趣味と優雅さを見せ、その多くは、神秘性をも備えた魅力的な人柄で人の心をとらえる。また象徴的な表現が巧みで、常に独創的であろうとする姿勢は、他者にも好ましい刺激を与える。美意識や高尚な趣味、優雅さは、他者の憧れの対象となり、周囲の雰囲気を気品のあるものにする。「囚われ」は、平凡さを避けることだ。自分を特別な人間だと思っているので、自らの人生を語るときも、自分がいかに特別な存在であるかを示そうとする。また他者からユニークさを指摘されることを何よりも喜ぶ。「私は、他人より物事をわきまえている」と考え、友人との交流の中でも何となく優越的でお高くとまつた印象を与える。また自分を周囲から理解されにくい人間だと思っているので、他人をひきつけておいて、自分の内面まで入り込むことを拒否したりする。