まだまだ方向性の見えない米金融。
先週末は、ドット上院銀行委員長が米メディアとのインタビューで
大手金融機関バンクオブアメリカやシティグループの国有化の
可能性について言及したことです。これにより大手金融株が急落、
ダウ平均は一時200ドル以上下落しました。
午後になって政府高官が「オバマ政権は民間による銀行経営が
正しい方法だと信じる」と述べたと伝わり金融株は一時買い戻さ
れましたが、引けにかけて再度売られシティグループの株価は
22%下落し1ドル台、バンカメは3%超下落しました。
今週も金融機関の動向が最大の焦点になり、米国株は下値を探る動きになりそうです・・・。
- 東証1部上場企業の商工ローン大手「SFCG(旧商工ファンド)」は
23日東京地裁に民事再生法の適用を申請しました。
負債総額は約3000億円とみられます。
融資先企業の経営悪化や金融危機の影響による資金調達難で経営が行き詰りました。
以上により本日の株式相場は、弱含みそうです。
建設関連や不動産関連の破綻は相次ぎましたが、金融関連の破綻はここのところで始めて、
負債金額も3000億円と昨年来の最高です。
先週末の米国株式市場も安く、本日は厳しい展開になりそうです。
しかし、信託銀行経由で公的資金と見られる買い注文が下値で入っている模様で、
一方的な下げ相場は避けられると思います。
本日の下値のめどはシカゴの日経平均先物の引け値を下回る水準の
7200円程度にとどまるのではないかと考えます。 - 22日EUの首脳はベルリンで金融サミットの準備会合を開き、
ヘッジファンドや格付け機関の規制強化をし、国際的な監視
も強化することで一致しました。
また、不良資産処理の共通のガイドラインを作成することや
保護主義を回避していく考えでも一致しました。
「第二回の金融サミット」は4月2日に20カ国・地域の首脳が出席しロンドンで開催されます。 - アメリカのメディアによるとオバマ大統領は、26日に発表する予算教書で
任期の4年以内に財政赤字を半減することを発表する予定です。
しかし本年2009年の財政赤字は景気対策の歳出増加で戦後最悪の
1兆5000億ドル(約140兆円)に達する見込みです。 - 最近話題に上らなくなった、NY原油先物相場は反落。
WTIで期近の3月物は0.54ドル安の38.94ドルで終了しました。
期近の3月限の取引最終日であったため、売り方の買戻しが入った
ため、株安の影響を軽減した模様です。
こちらもそろそろ底打ちの様子も考えられます。
上昇ムードが強まるとドル売りの要因にもなりえますのでたまには
見ていくのも良いかもしれませんね。
ドル円
ここ最近になり、昨年からの動きに変化が見られています。
ドル安円高の動きが続いていたものがドルの買い圧力が強まって
きているように見えます。昨日からは、上記の通り米国内の不安定さから
ドル円が売られた状況も見られましたが、日本国内も政局不安の背景は見られます。
月末も近づいている中ですが本日から考えておきたいのが
ドル円の下値模索です。
円買い妙味が薄れてきている今、ドル円の上値よりも下値を探る動きが
出てくるのではないかと見ています。
理由としては、上記の”日本国内の不安定さ””円ロングの解消”が考えられます。
そうなると今日当たりは、海外の重要指標も無いようですし”円高調整”の動きと
いっても良いのかもしれません。
今後、ドル円の動きは
先週に結局、押し返された94円65銭の年初来高値を超えられるかが
当面の焦点とみています。
それを超えて95円台にしっかり乗るようであれば、次のターゲットが
98―100円になってくると思います。
円高調整プラス今週はこの高値水準での攻防となりそうです。
本日の予定
- 1月のシンガポール消費者物価指数
- トリシェECB総裁が欧州証券監督当局者会議で講演
- 超党派の米「財政規律会議」
「赤字削減と健全財政の方策を立てるプロセスの第一歩」と位置付けられ、
民主、共和両党の議会指導部や経済界、労働組合、学者ら約130人が会議に参加。
税と歳入、医療、社会保障、政府調達、予算編成プロセスなどの小グループに
分かれて財政課題を討議する。大統領はその議論を踏まえ、26日に2010財政年度
予算教書の骨格を示す
- 12月のカナダ小売売上高
- ECB定例週オペ通告
- ハンガリー中銀、金融政策決定会合
- イスラエル中銀、金融政策決定会合
では、天気も不安定でもありますし花粉も飛び散ってきましたので
体調には、気をつけて今週も頑張りましょう。
















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