株価との相関関係が薄れてきています。
23日の米国株式相場ダウ工業株30種平均は大幅続落。
終値は前日比250.89ドル安の7114.78ドルでした。
ダウ平均は終値で1997年5月7日の7085.65ドル以来、
およそ11年9ヶ月ぶりの安値で終了しています。
理由
国有化が不安視されていたシティグループが
完全国有化はないとの見方から、大手金融株のみが唯一相場を支えていましたが、
終了間際に「経済専門チャンネルCNBC」が、「保険大手AIGが5兆円に上る損失を計上、
政府と追加支援の確保に向け協議中で、可能性は低いものの破産法の適用も視野に
入れている」、と報じたことにより引けにかけて下げ幅が拡大、バブル崩壊後の安値を更新しました。
政府が打ち出す対策は具体性に欠け、金融システムは回復の目処が立たないため
経済活動全体に対する悪影響が懸念され、株式相場も下値の目処が立たない状態です。
世界的な景気悪化や、企業決算・業績見通しの下方修正など、景気後退の出口が
見えない不安感から昨日は売られたとしかいえません。
ドル円
一方、為替相場は株式の動きと連動せず、クロス円上昇とともにドル円は
93円近辺のもみ合いから上抜けし、一時94.95円と年初来高値を更新。
米株が下落に転じるとともに、ドル買いが再燃。
AIG問題が浮上してくると、じり安となり結局94.60円でクローズとなりました。
本日の予定
- 18:00 2月の独IFO景況感指数
- 18:00 08年12月のユーロ圏経常収支
- 18:30 08年第4四半期の南アフリカGDP
- 19:00 08年12月のユーロ圏製造業受注
- 19:00 マレーシア中銀、政策金利発表
- 23:00 08年12月の米S&P/ケース・シラー住宅価格指数
- 0:00 2月のコンファレンス・ボード米消費者信頼感指数
市場予想は35.5と前回(37.7)から悪化
- 0:00 バーナンキFRB議長が上院銀行委で半年次の定例証言
- オバマ米大統領が上下両院合同本会議で施政方針演説
- 決算=ドイツ取引所、メーシーズ、ホーム・デポ
相場予想
今週自体、目立つイベントや経済指標があまり無いため、米銀行国有化の話題や
米自動車会社問題、等を材料として市場が動いているようです。
為替としては、今まで戻り売りのスタンスが続いてはいましたがここにきて
売りをこなしての買い圧力が強まってきています。
しかし、昨日の動きなどを考えると本日としては、利益確定の売り輸出勢の
円買いが発生してもおかしくないので円高の動きにも注意が必要となりそうです。
テクニカル
じわりとですがドル円は、上昇してきています。
チャート上でも買いサインが継続中ですのでロングで見ています。
引き続きターゲットは、98~100円としてみています。
海外時間は米オバマ大統領の演説やバーナンキFRB議長の上院での証言等に注目していきましょう。
















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